~質問と答え~
「言葉が増えてきた!」という実感があり、嬉しくなりますね♪
しか~し、
よくよく聞くといつも要求ばかり💦ではありませんか!?
◆要求語はあるが、質問には答えてくれない。
◆質問をオウム返しするだけ。・質問されると困った顔して目をそらしたり、スーッとその場をはなれてしまう。
◆質問する側も答えを期待していないので、一方的に質問だけして終わり。
子どもは答えるのが嫌でそのような態度をとるのではありません。
質問の言葉を聞いてもイメージが浮かばないのです。
「いつ? どこ? だれ?・・・。」
「なにソレ? 見たことないよ。」
というのが、子どもの正直な気持ちなのでしょうね。
なんとか答えさせようと、質問をしつこく繰り返して子どもの困惑を増大させるより、ここでも答え易いよう視覚的ヒントを与えていくのが良いでしょう。
手始めに、
「どっち?にこたえましょう。」をやらせてみてください。
「どっち?」と質問してオウム返しで「どっち?」と答えても、
がっかりしたり、「どっちなの?」と詰問調にならないでください。
オウム返しをしそうな時は・・・
すかさず当てはまるほうの絵を指差しして、正しく答えさせ自信をもたせて下さい😊
日常生活の中でも視覚ヒントを与えつつ、どんどん質問していきましょう♥
分からないことを質問される💦という苦手意識より
会話をする楽しみを知ってほしいですね。
ところで・・・?
視覚的ヒントをその場で与えられる時はよいですが、
「いつ?・どこで?・どんな?・どうして?」など目の前に視覚ヒントを出せない、見えないものの時はどうしたらいいでしょうか・・・??
質問の意味さえわからせるのがむずかしい💦ってこと多々ありますよね。
そういう時でも、なんとか方法はあります。
「ぶんをよんでといにこたえましょう。」を使ってみてください。
[指導のポイント☝]
◇3行ほどの文章ですが、中には「いつ、どこ、なに、だれ」に対応する言葉が含まれています。
◇子どもに文章を読ませ、「いつ?・どこ?」と質問して、すかさず答えになる単語をポイント、または傍線を引いてあげましょう。
◇そうすれば、子どもの目線は思わず、指差し、傍線にむかい、つられて読んでしまいます。
◇結果、正答することになります。
◇繰り返しやっていくうち、自ら答えとなる単語を探せるようになります。
😊
文字が読めるということを最大限活用していきましょう。
文字が読めれば、文を読ませ、文の内容について子どもに質問することが可能になります。答えは、絵がなくとも文中に手がかりの言葉がちりばめられているので、子どもは答えることに抵抗がなくなるでしょう。
学習によって「可能になる会話!」早期識字教育の成果ですね✨
本を読む練習風景です。
「はなのみち」の短縮手作り本!
— こばと教材出版 (@T4BTe9KWGM8oxNm) 2023年1月21日
字が大きいと読みます♪
長いと飽きちゃいますので…。#発達障害 #文字を読む #手作り本 #認知発達 pic.twitter.com/I2U4flYMdi
次回は、数字に言葉がつくと「意味することの理解」が一気に難しくなります。
日常的に目にする、耳にする≪あといくつ?・~こ~こめ?・何番め?・~多い?~少ない?≫に慣れていくための学習を分割してアップしていきます♪
こばとのワーク
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