~質問と答え~
❔こんなやりとりしてませんか❔
・「食べる?」と聞くと、「食べる!」と答える。
・「じゃ、食べて!」と差し出すと拒否!!!!
・「食べるの、食べないの、どっち?」と詰問すると、「どっち?」と答える。
Q.「どっち?」の意味が分からない。
お手上げです・・・どうすればわかるんだろう??
A.接し方を振り返り、視覚的ヒントを使ってまずは判断しやすいものでやってみるのが一番ではないでしょうか😊
手始めに、視覚的ヒント(イラスト)を見ながら答える練習です。
「はい、そうです(〇)、いいえ、ちがいます(✖)をかきましょう 。」をやってみましょう。
口頭でやる時は、
短く「はい」「いいえ」だけで答えさせてもかまいません。
絵のヒントがあるので、
子どもは絵の名前を言ってしまうかもしれませんが💦
ヒントなしでも答えられるようにするため「はい」「いいえ」を徹底させてください☆
「はい」「いいえ」の意思表示ができるようになると、コミュニケーションのレベルがグンッ⤴と上がります✨
「はい」「いいえ」だけでなく、短文をつかって視覚刺激のない質問で
≪いつ・どこ・だれ・なに≫ に答える練習をしましょう!!
「ぶんをよんでといにこたえましょう。」をやってみましょう。
①子どもに枠内の文を読ませてください。
一文字ずつの拾い読みになってしまい、文の内容がイメージできないようであれば、
もう一度普通の速さでよんであげましょう。
②それから質問文を声かけします。
子どもの中には、今読んだ文の内容を聞かれたと思わず、
自分のこと、関係のないことを答えてしまう時もあります。
🌼そんな時は、
黙って文中の答え部分をポイントするか、
傍線をひいて答えるべきことに目が行くようにします。
それでもダメな時は、はじめから答えとなる部分に傍線をひいておき、
質問したら、すぐ答えのポイント! → 答えの書き込み!という形で、
繰り返し練習しましょう♥
初めは、前から順番に傍線部を答えだと思う子どもも多いですが、
次第に、質問に合った答えが探せるようになってきます!
これも指導者の気合と根気は必須ですね☆☆
◆文の読解の視覚ヒントは文中の単語です。
文を読んでイメージが浮かぶようになっていれば、目の前に物がなくとも答えることができるでしょう。
😊
≪いつ、どこへ、だれと、なにを・・・≫などの疑問詞に耳慣れ、答えることができるようになっていけば、日常生活の中での会話は楽しいものになります✨
質問に質問のオウム返しではなく答えてくれた日は、きっと記念日になるでしょう♪
次回は、さんすうです。
「もののかぞえかた」(単位をつけて数える)/「20までのすうじ」についてアップします♪
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