手短なもので感覚統合訓練!
自転車は、身体の機能向上に役立つ身近なものです。
ペダルに足が届く位の年齢になったら、「補助輪なしの自転車」で練習を始めてみて下さい♪
「補助輪なしの自転車でスタート!」と聞くと…
不安に思われる方もいるかもしれませんが、実はこれが自転車に乗れるようになる1つ目のポイントでもあります。
補助輪付き自転車は…
重心がズレていても倒れにくく、比較的安全に乗ることができるという利点があります。
もしも、サドルにまたがることまで出来ていたのなら、ペダルから足がずり落ちずにペダルを回転させていく動作練習にも入れます。
次第に…滑らかな足漕ぎ・力強い足漕ぎで、スピード感ある走りとなっていくのでしょう。
ここまでは、良いのですが…。
実際は、補助輪付き自転車で慣れてしまうと、補助を外した後の自力走行までの道のりが遠くなりがちです。
補助輪付きの時は、体の傾き感覚や力の入れ加減を気にしなくても倒れずに走行できたので、ペダル回転が上手になったところでバランスを立て直そうとする動作や感覚は身につかないまま。
体は、その乗り方を覚えてしまっているというわけです。
自転車に乗れるということは、
自転車が傾いたら、倒れないように立て直そうとバランスをとったり、
転びそうな時は、ペダルから足を降ろして止まろうとしたり、ブレーキをかける動作が瞬時に出なければなりません。
さらに、乗りこなせるようになるためには、注意力や集中力・危険予測なども必要となってきます。
自転車は…
バランスをとるために、体のいろいろな部分が協応し、1つのまとまりのある動きを作り出していく訓練ができるものです。
注意力や集中力を養い、バランスの反射神経だけでなく運動向上にもってこいのものです✨
障害をもつお子さんの中には、サドルにまたがることすら難しいことも多いかもしれませんが、段階をおって、「自転車の始め方~自力走行まで」の介助法をのせていますので、ぜひ取り組んで見て下さい(*'▽')✨
info@kobato-kyozai.net |
ご質問がありましたら、お気軽にどうぞ(*^^*)✨