~ひらがなの書き方~
《ことば・もじ》の中にある、「なぞってかきましょう。」を使って進めていきます。
始めは、直線もの・一筆もので練習します。
ここでは、この3点が課題です。
◆始点・終点できちんとえんぴつを止められるか?
◆手首、指を持ち上げることができず、紙の上を引きずっていないか?
◆線が流れたり、文字と文字がつながっていないか?
◆そのような時はそっと手を添えて、始点・終点の動きを介助してあげてください。
◆なぞりをスラスラやるようになったら、いつまでもなぞらせていてはいけません。
◆なぞりは字形を覚えたわけではないので、次は手本の字を見て書く練習が必要です。
《ことば・もじ》にある「おてほんとおなじにかきましょう。」に進みましょう。
ところが・・・
◆見比べて同じに書くということが分からない。
その 結果・・・
ただグルグルと線を書いてしまう。
◆そういう時は、手をそっと介助して動きをだしてあげましょう。
◆「タテ、タテ」、「ヨコ、タテ」の声掛けでえんぴつの動きを出させましょう。
◆あるいは、白いマスに指で書いて見せ、直後にその動きを模倣させましょう。
繰り返し根気よくやっていくうちに手本と同じに書くということを理解し、なぞりを脱出することができるでしょう!!
始点(書き出し)の位置に迷う時は、
子供の手を始点の位置に導いてあげると字形がとりやすく、スムーズに書き出せます。
子どもの中には書き慣れてくると、筆順にはお構いなしに自分の書き出し易い所から書くことがよくあります。下から上に書く子もいます。
★そんな時は、
さりげなく子どもの手を介助して正しい位置から書きださせますが、この段階ではやる気をなくさせないために、あまりしつこく注意しないでおく方がベターです。
それにしても、
ここまで来るのにどれほどの根気と忍耐が求められたことでしょう。
😊
★★★療育に近道や特効薬はありません★★★
次回は、単音読みから単語読みへ発展学習です。
2音3音節でも拾い読みできるようになったら、意味理解を目指します。
こばとのワーク
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