~ひらがなカードで発語練習~
さらに、「ことばカード」を 黙って渡しても 正しく「絵カード」の上に重ねるようになると 絵と文字も結びついてきた可能性 があります。そうなったら発語につなげるチャンスです。
文字と音声が一致しているかどうか、カード教材の「ひらがなカード」を使って確認してみましょう!!
「ひらがなカード」は、普通のかるたとは違って文字を大きくしてあり、右下に小さな絵 がついています。そして「絵とことばのカード」と同じ絵になっているので、文字と結び付けやすくなっています。
《準備》
🌼まず、子どもと対面して座り、目の前に3枚「ひらがなカード」を並べます。
🌼それから一音ずつ発音して、対応する「ひらがなカード」をとるように言います。
※「う」と言った時に、うさぎの絵のついた「う」のカードを取って渡してくれれば、文字と音声が一致しているといえるでしょう!!
何を言われたのか???の表情であれば、「うさぎのう!」とヒントを与えて下さい。
音声と文字が一致してきたら、発声練習 を始めることができます。
ひらがなカードを一枚ずつ見せながら子どもに音を模倣させていきます。
しか~し・・・
ラップの芯やおもちゃのマイクを口元に充てると、声を出しやすくなることもあります。
子どものだしやすい音を見つけて繰り返し発声させて、声を出すことに自信を持たせていきましょう。
しつこくやりすぎると嫌がったりしますので、毎日さらっとやっていくうちに発声できる音が増えていきます。
発生の音が増えてきたら・・・
発声できる音の文字を組み合わせて単語にしていきます。
あお・まま・もも・うま・あし・おか・しか・・・など。
発語はないけど視覚優位の子どもは、文字を見ながらであれば、音を思い出すことができる、ということも多くあります。
聾学校などで使われている、キュード法を視覚ヒントに使って音を思い出させることも有効です! (例:か行のサイン+口形お=こ)
★千葉県立聾学校より提供して頂いたものです。
😊
次回は、ひらがなの書き方です。
えんぴつ持ちが続くようになったら、ひらがなのなぞり書きにチャレンジです!
こばとのおためしワーク
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