~単音読み⇒単語読み~
◆一音ずつひらがなが読めるようになった。
◆2音節、3音節でも一音ずつではあるが拾い読みできる。
◆ならば意味も分かるだろう、と思いきや、そうは問屋が卸さない。
◆「あ」「し」とは読んだけど、それが足を意味していることとつながらない。
なぜだろう???
一音ずつ拾い読みしているので、子どもの頭には何もイメージが浮かばないからです。せっかく文字が読めても意味が分からないのでは、何にもなりませんよね。
意味理解につなげるために、
「よんでつなぎましょう。」や「よんでえとつなぎましょう。」を活用しましょう!!
🌼はじめは、子ども自身に指あてさせながら一文字ずつ読ませます。
指あてすると注意力・目線が持続します。
🌼最後まで読んだら、「絵とつないで!」と声をかけます。
🌼?の表情をしたり、読んだ単語とは全く関係なく真下の絵につないでも、すぐに「違うでしょ!」と否定しないでください。
子どもは、読むは読む、つなぐはつなぐであって、読んでつなぐと二つのことを統合してはとらえていないのです。
それから、
読んだ単語が意味ある言葉に聞こえるためには、話し言葉のスピードが必要です✨
文字が読めても意味が分からないのは
一字一字の拾い読みは、単に文字に音をあてはめただけだからです。
結局何を読んだのか分からず、イメージも浮かばないのです。
単語を読んで意味理解させるには、すらすら読めるようになるまで、子どもが拾い読みするその側で、子どもの声にオーバーラップさせるように、小さな声で音をのばしながら、「あ~し~」と後読みしてあげましょう。
そうすると、耳から意味ある言葉として聞こえるので、正しい絵をさがしてつなげます。
繰り返しやっていくうち、子どもの文字を読むスピードもアップし、自分の読んだ文字が、耳から意味ある言葉として聞こえるようになっていきます。
※結局、言葉の意味理解につながりません。
😊
次の段階は、「ひらがなを覚えて書く」ことが目標です。
手本がなくても耳で聞いて五十音を書けるようにしていきます!
こばとのワーク
ダウンロード・プリントアウトしてお使いください♪