子どもに やる気をださせる教え方のコツ!

障がい児教育・知育にピッタリです♪

第7回🍃 社会性を育てる概念

~仲間はずれ~

 

同じ・違う」を認識できると、上位の概念の理解につながっていくので認知発達を大幅にアップさせることができます。

 

 

「同じ・違う」でも、今度は「仲間はずれ」という言葉を使っていきます。

 

f:id:kobato-kyozai:20190522104705p:plain

 

f:id:kobato-kyozai:20190520120523p:plain 「ちがうものにをかきましょう。」の課題を使ってみましょう。

f:id:kobato-kyozai:20190522114705j:plain

ちがうものに✖をかきましょう。

 

今度は「違うのはどれ?」と聞くのではなく、「仲間はずれはどれ?」と聞いてみましょう。

 

<仲間はずれ>と言っても、子どもが???の表情になる時は、耳からのヒントをあたえます。

 

ヒント!

絵図を指差ししながら、「りんご・りんご・りんご・ぶどう、仲間はずれはぶどうだね。」と声をかけます。

 

仲間はずれの言葉の意味がわかってきたら、

次は、視覚的な違いではなく、言葉で判断する 種類 の「仲間はずれ」に進んでみましょう。

 

f:id:kobato-kyozai:20190522104705p:plain

f:id:kobato-kyozai:20190520120523p:plain 「のなかのなかまはずれに✖をしましょう。」をやってみましょう。

仲間はずれはどれ?


「靴下は足にはくもの、長靴は足にはくもの、スリッパは足にはくもの、靴は足にはくもの、帽子は頭にかぶるもの、仲間はずれはどれ?」と声をかけます。
 


 この声かけで仲間はずれにを書くことができれば、上位の概念獲得へ一歩踏み出すことになるでしょう。

 

 物には名詞だけではなく、「~するもの、くだもの、やさい、さかな、どうぶつ」など、大きな括り仲間グループがあります。それを理解する事は社会性を育てる上で、とても役に立ちます
 

 

😊

自分 イコール 名前だけではなく、自分は「~班」「~グループ」に所属するという理解にもつながっていくことが期待できるでしょう。
 また、物をその名前だけではなく、その物の属性を理解することはイメージする力をアップさせます!

 

 

次回は、「同じ・違う」「仲間はずれ」以上に抽象的で、広くて難しい概念「大小・多少・上下・前後」の学習紹介です。

 

 

f:id:kobato-kyozai:20190525140040p:plainこばとのワーク

ぜひ・ダウンロード・プリントアウトしてお使い下さい♪

kobato-kyozai.net

 

初級編ステップアップ マッチング?

初級編ステップアップ マッチングⅡ