子どもに やる気をださせる教え方のコツ!

障がい児教育・知育にピッタリです♪

第138回🍃 対人関係スキル⑨ 状況と場面説明編

状況と場面説明

一人で行動している時、困りごとに出くわして判断・対処したときには…

その後、親や大人に説明・報告をする必要がある時もありますね。

そういう時、理路整然といかないまでも、状況・事情が伝わる程度に説明できてほしいものです。

今回は、「状況・場面を説明する」練習をしてみましょう。

 

 

 ☘「誰が?」「何を?」「どうした?」f:id:kobato-kyozai:20200314110723p:plain

イラストを見て、状況を説明する練習です。

f:id:kobato-kyozai:20200424230442p:plain「どんな場面か、絵を見てくわしく話しましょう。」 

どんな場面だと感じたでしょうか?

説明をする時は、「単語」だけでなく「誰が」「何を」「どうした」を明確にして話さなければ相手に伝わりにくいものになります。

話の脈絡が通るように、「誰が?」「何を?」「どうした?」など1つ1つ声をかけて、筋道を立てて話す練習をさせていきましょう

 

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他のイラストにも挑戦!

 f:id:kobato-kyozai:20200424230442p:plain 「誰が?/何を?/どうした?を意識しながら、場面を説明しましょう。

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少しずつ相手に伝わる話し方も意識できてきたでしょうか。

1文をまとめて話すことにもトライしてみて下さいね(*^^*)

  

子どもが社会生活を自力でこなしていけるようになることは、とても喜ばしく嬉しいことではありますが、様々な困難も乗り越えていかなければなりません。

コミュニケーション力をアップさせ、対人関係もより良好に…楽しく生き生きとした人生が送れていくように、支援教育教材の活用をしていただきたいと願っています。

 

 

最後に、生きていくために必要な学習とは?

ここまでで「初級・中級・上級・工作・運動編」の紹介をさせていただきました。

生きていくために必要な学習は、外から意図的に注入していくことがとても重要です。

自然に身に付くものでもなく、特効薬などもないために長期的な戦いが予想されますが、教材を媒体とした学習過程には「聞く力」「言葉の理解」「集中力」「注意力」「持続力」「我慢する気持ち」「コミュニケーションしようとする気持ち」などを育てるヒントが沢山あります。

参考にしていただき、彼らの脳に積極的に介入して下さい。

そして、本人と彼らの周りの人間が共に生活を楽しめるようになる治療教育であることを体感していただけたらと思います♪

 

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 f:id:kobato-kyozai:20200708114255p:plain少しの間、学習ブログの方はお休みさせていただきます。

今のところ、過去ブログの整理や、初級編学習法の動画、ソーシャルスキルの紹介など次に出来ることを考えています。

 

◇学習の進め方やお困りごとなどありましたら、遠慮なく「info@kobato-kyozai.net」までお問い合わせ下さい♪

 

Skypeでのオンライン相談も只今準備中で、秋頃から開始できるかと思います。

 

それでは、またお会いしましょう(*^^*)♪ 

 

 

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マッチングⅠ

 

☘認知発達への第一歩