子どもに やる気をださせる教え方のコツ!

障がい児教育・知育にピッタリです♪

第5回🍃 ことばを聞いてイメージする力を育てるには・・・

合う色でぬる~

 

物と名詞が結びついてくると、「これなーに?」に答えられるようになってきます。 発語がまだない子どもでも、「りんごはどれ?」と聞くと、りんごの絵カードを指差しできるようになります。

 

 そんな成長をみると子どもは言葉を聞いて、りんごの ❝イメージが頭の中に浮かぶようになってきた” と思いたくなります。

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              ところが・・・

 <合う色でぬりましょう。>の課題の色ぬりをさせてみると、絵図とは関係のない色で、しかも大幅にはみだして乱雑に色をぬる子どもが少なくありません💦

 

自閉症状を持つ子どもは、名前は名前、色は色、形は形だけというように構成要素がバラバラで、赤くて丸いりんご、と統合して1つのまとまったイメージを思い浮かべることが難しいようです。


 彼らは「ことばを聞いてイメージを浮かべる」のが苦手なのです。
 

 
 

f:id:kobato-kyozai:20190518153658p:plain この高いハードルは、名詞を聞いて合う色を思い浮かべるところからスタートです。

 

 

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f:id:kobato-kyozai:20190520120523p:plain くだものの絵に合う色で色をぬる課題をやらせてみましょう!


 
はじめは、子どもに黄色の色えんぴつ、またはクレヨンを手渡して「バナナを黄色くぬって!」と声をかけます。


次の段階では、子どもに黙って黄色のクレヨンを手渡して、黄色に合うくだものの絵を探させます。


最後は、「バナナに色をぬって!」と声をかけるだけで子どもが自分でバナナに合う色を探して色を塗れるようにします。

 

  

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こばと教材より

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f:id:kobato-kyozai:20190518153658p:plain物には色があるということを認識し、その物に合う色がぬれるようになってきたらイメージする力も徐々に育ってきているといえます!!

 


〈合う色でぬりましょう〉の4種類のくだものに合う色がぬれるようになったら、他のぬりえも与えてみましょう。

 

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色ぬりわけ

 絵が組み合わさっていると子どもは各パーツが区別できずに、一色で全部を塗ってしまったり、絵図から大きくはみ出して塗ってしまったりすること多分にあります。

 

 

 そんな時は、パーツ毎に合う色で枠取りして下さい。

 

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色枠介助


それから枠取り同じ色を手渡してあげましょう。

 


 色枠に合わせた色でぬっていくうち、 色を変えてぬる ということを意識するようになってきます。

 

 

 一色ぬりではないに仕上がった絵を見れば、子どもの表情も変わってきます✨

 

 発達の遅れがあろうとも、「上手に出来た♪」「きれいに出来た♡ 」ということはわかります!!

 

発達の段階が「まだそこまで到達していないのだから、手の機能がまだそこまで伸びていないのだから。」と子どもが乱雑に塗っても仕方がないと思わないで下さい。

 

 😊

ぐちゃぐちゃにぬる前に、さりげなく手を添えてきれいに仕上げさせましょう。

ていねいに!という言葉の理解にもつながります。
何回かやるうちに、手の動きも良くなりあまりはみ出さずに塗れるようになっていきます。
 
 
 

f:id:kobato-kyozai:20190517144837p:plain 次回は、「同じ・違う」の紹介です。

1対1対応、マッチングの段階からステップアップ⤴して、さまざまな概念を獲得していく上で「同じ」「違う」の認識はとても必要な課題です。
 

 

初級編ステップアップ マッチング?

初級編ステップアップ マッチングⅠ