2者・3者の立ち位置や関係性によって、言葉を使い分ける練習の続きになります♪
「くれる・もらう」「いく・くる」「売る・買う」「聞く・教える」「貸す・借りる」などの表現を学習していきましょう。
☘ くれる・もらう
1つの状況を表すのに、<質問する側>と<答える側>では使う言葉が違いますが、その言葉も、助詞の使い方次第では反転してしまいます。
言葉と同時に助詞も正しく使えるように練習していきましょう。
💡助詞の”が”に着目してください。
①「くれる・もらう どちらかを( )に書きましょう。」
すべて( )に入るものは「くれた」になりましたね。
「だれが~?」という質問に対して、答える人が助詞の「が」を使って答える時は、「○○が~くれた。」となりましたね♪
💡助詞の”に”に着目してください。
②「くれる・もらう どちらかを( )に書きましょう。」
すべて( )に入るものは「もらった」になったはずです。
「だれが~?」という質問に対して、答える人が助詞に「に」を使って答えた時は、「○○に~もらった。」となりました♪
使う助詞によって、それに続く言葉が変わりましたね♥
*「が」⇒「くれた」/*「に」⇒「もらった」
🍁 いく・くる
<近づいていく>と<近づいてくる>では動きの方向は正反対です!
動きの方向を正しく表現する言葉を判断できるかやってみて下さい(*^^*)
「いく・くる どちらかを( )にかきましょう。」
「場面・空間・位置関係」をイメージしやすくするために、イラストを使用しています。
*自分から向かうのか…。⇒
*自分の方に向かってくるのか…。⇐
行動する立場(動きの方向)によって、使い分けていく必要があります♪
次は、文章もので場面や位置関係をイメージしながら、使い分け練習をしてみましょう☆彡
「いく・くる どちらかを( )にかきましょう。」
イラスト同様の場面でロールプレイしてみると身に付きやすいでしょう。
🍃 売る・買う 聞く・おしえる 貸す・借りる
子どもの中には、大人や相手からの指示を聞いて、そのままの言葉遣いで自分の言葉としてしまうことがよくあります。
「1つの状況や場面でも、立場によって使われる言葉は変化する」ということを分からせていきましょう。
「うる・かう どちらかを( )に書きましょう。」
「きく・おしえる どちらかを( )に書きましょう。」
「かす・かりる どちらかを( )に書きましょう。」
何か物を借りた時の報告も、相手が言った言葉「貸してあげるね。」をそのまま使って伝えるのではなく、「○○を借りた。」と言えると良いですね♥
イラストと似たような場面があったら、自分の立場に合う行動と発言が一致していくように、その都度言わせるなどの体験を積み重ねてみて下さい。
次回は、能動態と受動態(するされる)の学習です。
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