子どもに やる気をださせる教え方のコツ!

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第88回🍃 値段の比較 高い・安い

高い・安い 

前回は、「〇円以内で買えるもの、買えないもの」の判断ができていくようにお金の大小を比較しました。ここでの目的は、「財布の中にはいつも買えるだけのお金が入っているとは限らず、手持ちのお金さえ出せば何でも買えるわけではないということの理解」でした。

買い物場面でよく交わす会話の中には、「高い・安い」という言葉が良く出てきます。「高いのはダメよ、安いのにしなさい!」「こっちの方が安いね!」「おやつは300円以内でね!」などなど(*^-^*)

買い物では、「物を比較して選ぶ。」という行動が必要になってきます。今回は、値段の比較、「高い・安い」に焦点を当てて学習をしていきます。

 

 

f:id:kobato-kyozai:20200219160535j:plain 買い物の場面に良く出てくる「高い・安い’」という言葉!!

2つのものを比較して、「高いか?安いか?」の判断ができていくように、次の学習をやってみましょう。

 

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どっち?(2つの物の値段比較)

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①「ねだんのたかいほうに〇をつけましょう。」 

②「ねだんのやすいほうに〇をつけましょう。」をやってみましょう。 

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f:id:kobato-kyozai:20190712153014p:plain上のように、横に並んだ2つの品物を比較させていきます!

もしも他の段まで目に入ってしまうようでしたら、1段ずつ見えるように折り目をつけてあげ、見える範囲を狭めてあげて下さい♪

数字の大小へ集中と意識が向きやすくなります☆

 

※「数字の大きい方➡高い!」「数字の小さい方➡安い!」という感覚が、なんとなくで良いのです、身についてくるようにトライあるのみです(*^-^*)

 

f:id:kobato-kyozai:20200217105713p:plain 「2商品の比較」が確実になってきたら、次のステップへ進みましょう⤴

下の問題は、「複数ある品物の中から特定の2商品を比較する練習」となっています♪

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指示された商品を選んで、比較ができていたでしょうか(・・?

ほんの少し手間が増えただけなのですが、実際にやらせてみると❔❔・・・立ち止まってしまう場合が多いようです。

買い物の現場では、たくさんある商品の中から選択をするところから始まりますね。

まずは様々なパターンをプリント上で経験させていきましょう(*^-^*)✨ 

 

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比較の言葉(~より安い・高い)

 

「何と何!」という商品の見比べ方だけでなく、「~より高い、安い」という比較の言葉を交えた買い物練習に入ります☆彡

 

複数の商品が載っているイラストやチラシの用意をしてください♪

 

f:id:kobato-kyozai:20200217165356p:plain「つぎの問題に答えましょう。」

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↗イラストやチラシを見せて、様々なパターンの質問に答えさせていきます!

たとえば・・・

①100円より安いものは?(    )(    ) 

②300円より高いものは?(    )(    )

③りんごより安いものは?(    )

④バナナは200円で買えますか?(    )

⑤100円で買えるものは?(    )(    )

⑥200円で買えないものは?(    )(    )(    )(    )

などなど。

 

大分レベルアップした感じがしましたね!

大小の比較をする際も、言葉の理解をして答える問題が増えてきた感じがしますね。

 

より実践に近づけていくために、様々なパターンの経験をさせていきましょう☆彡

 

 

f:id:kobato-kyozai:20200217105713p:plain次回は、さらにステップアップ!!

複数の品物の中から「一番高いもの」と「一番安い物」を選択したり、「~円で〇個買う!」というような場面の設定が含んできます。

より実践に近づけた学習に移っていけそうですね!お楽しみに♪