子どもに やる気をださせる教え方のコツ!

障がい児教育・知育にピッタリです♪

第34回🍃 いざ、自転車走行へ!! 運動面・情緒面の確実な変化

いよいよ走行開始!!

スタンドを立てて足こぎが出来るようになったら、次はスタンドを外して走行練習に入ります✨

 

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足をペダルに乗せて・・・

f:id:kobato-kyozai:20190810162348p:plain 走行練習スタート!!!

「よ~し、走るぞ!」と気合いを入れたら、

あれっ!? 初っ端からストップ!?

足こぎが続くようになってきてたのに、全くペダルが回らないよ💦

 

む・・・なぜだ!?

 

さっきまで出来ていたのに残念に感じましたよね?

でもそれは、スタンドをはずしたことで面との抵抗が出てきたことが原因なんですす!

スタンドを立てて練習してきた時よりも、より力を入れて踏み込む必要が出てきたので、足に抵抗を感じた途端に、足こぎを止めてしまったのです💦

よくあることなので安心して下さい♪

 

そういう時は

最初に戻ればよいのです!

地面の上でも 膝や足先を押し下げる介助をしてあげれば、あの足の回転の感覚を思い出して動かすようになっていきます


 

ここで大切なことは

バランスを取らせようと、自転車の荷台やサドルを支えてあげないことです!

 

f:id:kobato-kyozai:20190517161211p:plainがっちりと力を入れた介助ではなく、

背中・肩・二の腕あたりを支えて、子どもが自分で自転車のバランスをとるようにサポートしていきましょう!

      

💡子ども自身が自転車のぐらつきや傾きを体で感じ立て直そうと反射的な動きを出すことが大切なのです☆彡

 

なかには、自転車が傾いてもペダルに足を乗せたままで、倒れそうになっても足を地面に降ろす動きが出ない子どももいます💦

補助輪付きでは、傾いても倒れないので平気でスピードをだしてしまうのですね。また、傾いた「力み癖」も取れにくくなってしまいます。

 

 補助輪なしの自転車は

◆子ども自身がバランスを取ろうとするので、体のいろいろな部分が協応し、一つのまとまりのある動きを作り出してくれます。


そのことが注意力や集中力をも育てることにつながります☆


また繰り返し練習することで、バランス感覚や反射神経を伸ばし、運動能力の向上にもつながっていくのです。 

 

f:id:kobato-kyozai:20190712153014p:plainサドルや荷台を支えないのは

・子どもに自力でバランスを取らせるためです✨✨

 

・また、そのような介助のほうが大人も腰を痛めることが少なく、子どもが自力走行出来るまでの長い期間に付き合うことが出来るというメリットがあります。

 

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 [自力走行に最も必要な事]

補助輪なしの自転車で、子どもがバランスを取りながら安定した足こぎを続けるためには、指導・介助者の安心・安定した介助が欠かせません。

 

f:id:kobato-kyozai:20190710151620p:plain介助者・指導者の腰痛でギブアップ!?

中腰で自転車の荷台やサドルを支えていたのでは不安定な歩きになり、たちまち腰痛でギブアップしてしまいます。

子どもの背中や肩を押すように介助して、ほぼ立って伴走する形に近い姿勢でやりましょう!!

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背中介助の方法

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背中介助 真後ろからみた様子

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路上へ

はじめの内は、背中の介助だけでは難しい場合が多いです。

そういう時は、背中+左腕を支える介助だったり、背中+ハンドルに軽く手を添えてあげたりと、子どもに合った工夫をしてください。

強めの介助で子ども自身がバランスをとっていない!ということにならないようにしましょう

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このような介助を続けるうちに・・・

ほとんど力を入れずに子どもの背中を触っているだけになり、

やがては子どもの体には触れずに服をつまんでいるだけ、という状態になっていきます!!

ここまでくると、ほぼ自力走行になっているということですね!

 

f:id:kobato-kyozai:20190618140230p:plainここからが肝心!!

「これなら自力走行も行けそう、手を放しても大丈夫!」と思うところですが、

いきなり介助の手をスパッと離してはいけません!!!

 

介助の手を外した途端に・・・ペダルから足を下ろしてしまうだけでなく、また介助を外されるのではないか、と過敏になってしまうからです。

 

ゆっくりと介助外しを慣らすことが大事!

急に介助を離したりせず、ポンポン・・・と肩や背中のあたりを触ったり離したりして体に触れてあげましょう!

それを繰り返し、徐々に離す時間を長~くしていきましょう。

 

やがて長く手が離れていても、気にせず、伴走してくれるというだけ自信を持って走行するようになっていきます♪

 

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自力走行が始まると・・・ヒヤヒヤが止まらない💦

何とか直線は乗れるようになったが・・・

・障害物を見つけても手は反応しない。

・反射的なハンドル操作が出来ない。

・ブレーキが握れない。

・距離感がつかみにくい。

・スピードを出したまま障害物すれすれを通ったり・・・。

 とても多くのヒヤヒヤに遭遇します。

でも乗り続けていく内に、様々な感覚が統合され「適正な反応や操作」ができていくようになっていきますよ!!

 

カーブの曲がり方

減速の仕方

ブレーキのタイミング

安全確認

交通ルール

など課題は沢山ありますが、乗りこなすのみ!!

練習あるのみです!!

 

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自力走行になりました! 今は、乗りこなしに向けて練習中です☆

 😊

自力で走行できるようになった子どもは、運動面・情緒面で確実な変化」を見せてくれます!!!

「がんばって練習させて良かった!」と思える場面に何度も出会います

そして体で覚えたことは忘れないので、青年期になってサイクリングなど余暇活動としても楽しむことができる日が必ずやってきますよ

FIGHTです✨

 

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次回は、身近なもので感覚統合訓練パート②「縄跳び」の指導方法についてアップ予定です!

 

f:id:kobato-kyozai:20190525140040p:plainこばとのワーク 無料ダウンロード 登録なし

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