*高いところは平気で登るし・・・
*嫌な事からの逃げ足は速いし・・・
*常同行動のピョンピョン跳びなどは、見事にリズミカルなので、
運動神経が良いのでは?と思ってしまいます。
ところが、
いざ 意識的・目的的に運動させようとすると、「あの動きはどこに行った?」と思うほど、体の使い方が ぎくしゃくしている子どもが多いのです。
改善したいところが目につきます!!
感覚統合訓練に通わせられたら・・・。
でも近くにはないなぁ・・・。
と思われる方も多いのではないでしょうか。
実は、
手近なもので毎日でもできるものがあります!
それは、自転車です♪
指導者の体力・忍耐が要求されますが、自転車の練習は身体の機能向上に役立ちます。
14インチの補助なしの自転車にまたがって、ペダルに足が届く位の年齢からトレーニングさせていけば、特別な器具を使わずとも感覚統合訓練になると考えます!!
自転車なら簡単に手にはいりますし、野外に少し広いスペースがあればいつでも練習可能ですよね。
・・・とその前に、
「自転車に乗れるようになるの!?」と思う方が多いかもしれませんね。
挑戦したお父さんお母さんは、多くのハードルがあろうことを知っていますから。
いざ自転車に乗せてみよう!としてみると・・・
①サドルにまたがせても、全く足こぎしない!と言うより出来ない↷
②すぐに降りてしまう↷
③自転車練習のスタートラインにすら立てない↷
何とか跨がせて、ペダルに足をのせてやるが・・・
④力を入れてこぐという意識がなく足は脱力したまま・・・↷
⑤「グルグル足をまわして!」と叫んでも、すぐ地面に足をおろしてしまう↷
「やっぱり、自転車は難しかったか?」
「まだまだ無理かぁ。」なんてためいきが・・・💦
諦めるのは、まだ早いです★
このハードルを克服する手段はあるのです☆彡
通常であれば 、
「三輪車」や「補助輪付きの自転車」からスタートするところですが。
補助輪なし自転車(両足スタンド付き)でのスタートにするのです✨
「えっ!?」って思われることでしょう!
それでは、
「補助なし自転車に乗る」ための指導手順&コツの紹介に入ります♥
🌼まずは、スタートラインに立つことから!
★★またがることができたらOK!第一関門クリアです♥
この後は、指導者の忍耐と乗せるコツ!にかかってきます♥
🌼次は、ペダルをこぐ意識・力の入れ加減・回す動き!
スタンドを立てて足こぎの練習開始!!
◆スタンドを立てる理由としては、
後輪は地面との摩擦がないため、力をいれなくとも軽く回すことができるからです。
(自転車を室内に持ち込んでスタンドを立てて、エアロバイクのように活用すれば室内でも足こぎの練習が出来てしまいますね。)
まぁ、実際に足こぎしてみましょう!!
ペダルに足をのせてみたものの、ペダルから足が落ちてしまう💦
足は脱力したままでピクリとも動かない💦
という状態でしょうか。
✨我慢強く足をペダルに乗せてあげながら
膝または太もものあたりを下に押し下げても、ピクリとも動かずストップ状態になる時は、足のつま先を押し下げて回転させてあげましょう!
やっていくうちに、必ず交互に足を回転させることが出来るようになりますから✨
FIGHTです!!
😊
出来るようになるまでは、指導者・介助者の根気・忍耐が試されます!!
しかし、子どもが自力でペダルを一回転させる瞬間に立ち会うと、思わず「やったー!」と叫んでしまうほどの達成感を感じさせてくれますね。
次回は、いよいよ走行開始です!介助のコツを紹介です♥