~折り紙~
はさみをやっているうちに、手の動き、指の使い方が大分様になってきて、仕事をする手つきになってきたように思いませんか😊!?
〖切る〗が出来てきたら、今度は〖折る〗作業に取り組ませてみましょう✨
日常生活の中では、「折る・たたむ」という動作は、実に頻繁です!
(例えば)紙ばかりでなく、ハンカチ、タオル、シーツ、洋服・・・などなど。
「折る・たたむ」という動作の中には
◇目と手の協応
◇折る位置
◇向きの認識
◇端と端を合わせる
◇折り目を付けたりする丁寧さ
など 脳機能アップの要素がたくさん!含まれています。
空間認知の弱い子どもの多くには、
・物の扱いが乱暴
・雑でいい加減
・整理整頓が苦手
という傾向がありますね!
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実は、
折る課題は、弱点の改善、行動の修正に役立つのです!
それでは・・・
早速、折り紙を渡して、三角と四角を折らせてみましょう☆彡
◎まずは、折り紙を渡して「三角に折って!」と言いながら、お手本を見せましょう♪
おそらく・・・
角を合わせることなど全く意識せず、パタンと折り曲げただけでしょう。
また、「端っこを合わせて!」といっても「端っこ」がどこだかわからないでしょう。
そういう時は、
合わせる角と両端っこに{印●}を書いてあげましょう♪
{印●}と{印●}をマッチングの要領で、くっ付けるように声掛けします!!
角と角を合わせることができたら、
次は、指でしごいて折り目を付けさせる作業です!
指を押しつけるだけになってしまうので、子どもの指先を持って一緒にピシッ!としごきの動作を介助してくださいね♥
こばとの「かんたん工作アイデア集」には〖折る〗をテーマにした作品が色々あります。
(例)
★皆さんもご存じのチューリップは、最初の課題として最適です!!
★ピョンピョンかえるは、足部を蛇腹折りにしてアコーディオンのように伸びる足を作ります!!
短冊上の紙を交互に折り重ねていく作業は、慣れると簡単ですがなかなか複雑な作業ですね。
定期的に
制作活動の時間を設けて、手の機能アップと情緒面の成長を促していきましょう✨
😊
折り紙は、作業しながら沢山の言葉の使い方を覚えていくことができますね!
折り目、端っこ、そろえて、しごいて、丁寧に…などなど。
折ることに興味が出てきたら、もっと折り紙を楽しみましょう⤴✨
子ども達に、大きめの紙で作った長財布は人気でした。
紙で作ったお金を入れてあげて、お店屋さんごっこをしたりして♪
ここまできたら、日常生活の中でのたたむという意識につなげていきたいですね♥
まずは、ハンカチ、タオルから挑戦です✨
次回は、自転車の乗り方をアップ予定です。
心身のバランスが取れた成長のためには、「身体機能を向上させるトレーニング」として自転車は最適なんですよ♪
こばと教材 ぜひダウンロードしてお使いください♪ (登録なし)