手本を見て書く
前回は、集中力と注意力を向上させる課題として「記号に直しましょう。」を使いました。
絵図と記号の関係・置き換えの意味を理解して、お手本を1つ1つ見比べながら地道に作業を進めたお子さんだったり、対応する記号と絵図を記憶してパッパッと作業を終えてしまうところまでいったお子さんがいたりと、様々だったのではないでしょうか。
一人一人の子どもの段階に合わせて、
集中力・注意力を伸ばしていくことが期待できる課題となったことと思います。
是非、早い段階(文字数字の読み書きができるようになった段階)からのスタートをおススメします✨
それでは、今回の課題です。
・「絵図記号の並び順」を加えたものをやってみましょう。
・「目と手の協応を向上させる」狙いを含めた課題として「縦・横・斜め・円・鋭角・垂直線・水平線などの図形」の置き換えをやってみましょう⤴✨
「上のお手本を見て、書きましょう。」
①
②
③
④
お手本をみても、
「縦・横・斜め・円・鋭角」が上手に書けなかったり・・・。
縦線の次に斜線があると、斜線も縦線で書いてしまったり。
また、円形は雫形に・・・三角は角をつけずに半弧になってしまう・・・。
垂直・水平の線は、上下左右が傾いたり、見て分かってはいるけど手が思うように動かないのですね💦
この課題は、速く書こうと急ぐ必要はありません。
適当な形・線にならないよう、よく見て、丁寧に書くよう声掛けしてください(*^^*)✨
ウィークポイントの発見に役立てる
空間認知の弱い子どもは、特に矢印を書くのが難しい傾向にあります。
直線の先端を合わせて鋭角を書くことが出来ず、角がずれてしまいます。
上のお手本をなぞらせてから、下の段のマスに書かせてみて下さい(*^-^*)
課題は一見簡単そうですが、
子どもの様々なウィークポイントが発見できるので、その後の弱点克服の指導にとても役立ちます。
並び順の記憶
いかがでしたか!?
弱点克服すべきものが何か、発見があったでしょうか😊
次回は、迷路です!!
迷路と言っても、進む方向のルールに従って進む迷路です。
お楽しみに!
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