子どもに やる気をださせる教え方のコツ!

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第134回🍃 対人関係スキル⑤ 伝言編

伝言練習
ハードルの高いコミュニケーションスキル!「伝言」学習にトライしていきます♪

 

f:id:kobato-kyozai:20200424230645p:plain伝言は、ハードルの高いコミュニケーションスキルです。

言われたことは分かっているけれど、それを実行に移すところまではなかなか意識がいかなかったり…(^-^;

伝言を頼まれた直後は「はい、わかりました!」と言っても、実際のところ、行動に移そうとすることすら忘れてしまうこともあります。

 

視野の範囲内、または頼まれた直後ならまだしも、距離的に…時間的…に離れてしまったら、伝言を頼まれたことすら忘れてしまうこともあります。

やはり、伝言も練習あってこそ出来ていくものなのです⤴

 

 

☘どのように言って伝える?f:id:kobato-kyozai:20200415152831p:plain

「誰に」「何という伝言」を頼まれたのか?

まずは、書き込まずに口頭で言う練習をさせてみましょう(*^^*)

 

f:id:kobato-kyozai:20200424230442p:plain「下の💬に伝言のセリフを書きましょう。」 

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「誰が~と言ってたよ!」

というように、伝える内容だけでなく、誰が言っていた話なのかを正しく伝えることが大事ですね☆彡

 

 

🍁伝言の読み取り問題f:id:kobato-kyozai:20200415152348j:plain

イラストがないもので、伝言内容を読み取ってみましょう。

 

f:id:kobato-kyozai:20200424230442p:plain「文をよんで答えましょう。」

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どんな場面・状況か、イメージできましたか?

「誰」から「誰に」

「何と伝えるのか…。」を正しく読み取れていたらOKです(*^^*)

伝える時の言い方「○○がほにゃららと言っていたよ。」の形をインプットし、使い慣れていく必要がありますね(*^^*)

 

f:id:kobato-kyozai:20200422143236p:plain家庭内や学校でも、伝言を頼めそうな場面は意外とあるものです。

何でも、やらせていかなければ自然とできていくものではありません。

体験させていくことが何より大事です♪

 

f:id:kobato-kyozai:20200415152848p:plain次回は、さらにステップアップして…

「相手に正しく内容を伝える」だけでなく、「伝言を伝えた先(相手)から新たに伝言を持ち帰る」という場面を想定して練習していきます☆彡

 

伝言は伝えて終わり!言いっぱなしでOK!ではないことが、実際のところ多いです。

伝言の内容によっては、伝えた先から意思を聞くことを望む場合もあります。

簡単な例をあげると、「○○が『下駄箱に来て!』と言ってたよ。」などの場合は、伝えておしまいでも良いですが、「○○が『明日の持ち物△がいるって言ってけ?』って聞いてた。」という時は、状況にもよりますが、相手の回答を聞いてさらに伝える必要があったりもします。

仕事半分とならないためにも、次回は伝言持ち帰りの練習も取り入れていきましょう✨

 

 

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次回は、伝言の持ち帰り編になります(*^^*)

 

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