時刻をあらわす時、午後の時刻はしばしば12以上の数字で表されます。
時刻表の好きな子どももいたりはしますが、大抵の子どもは「えっ!?14時って何?」「そんな時間なんてないよ!」となってしまいます。
子どもが混乱してしまわないよう、時刻表の読み方を教えていきましょう。
☘午前と午後の境界線
はじめは、簡素化した時刻表での読み取り練習をしていきます♪
「下の時刻表を見て、午前と午後に線を引いて分けてみましょう。」
(※午前と午後の境界線をひきましょう。)
12時と13時の間に境界線がひけたでしょうか?
👇中級編の「とけい・おかね・カレンダー」では、1日の時の流れをイメージしやすく、理解できていくように時間帯を使って説明をしました。
この時は、1日の流れが午前と午後12時間ずつあって、1日は24時間であることをイメージしたと思います。
👇次のステップとして覚えていきたいことは、「13時は午後1時」「24時は午前0時」というような表現も追加で入れていくことです!
「0時は午前」「昨日と今日の境め!」これも確認して下さいね♪
🍁時刻表の読み練習
13時が午後1時ということが分かったところで、上と同じ時刻表を使って、( )付の時刻を読む練習をしてみましょう(*^^*)
「上の時刻表を見て、( )がついている時刻をよみましょう。」
指でたどらせながら、「〇時〇分」、または午前と午後をつけて「午後〇時〇分」「午前〇時〇分」というような読み方にも慣れさせて下さい♥
☘午前〇時、午後〇時を確実に
まだ、スラスラとは午前と午後をつけた言い方が難しいかもしれませんね。
ここで一度、ランダムで数字を見ても、パッとわかるように覚えさせてしまいましょう☆彡
また、覚えたかどうかの確認でも使ってみて下さい。
「午後何時でしょう。」
ここで、13時以降の数字をみて、「午後〇時」がスムーズにでるようになれば、時刻表の読み取りもどんどんステップアップさせていけますね♪
🍁バスの時刻表
実際の時刻表は、目的地(~行き)、平日と休日の時刻の情報が記載されています。
電車になると、上りの表の平日なのか、休日なのか…と何段階かの判断が必要となり複雑になりますね。
少しずつ、情報の読み取りを増やした課題で練習していきましょう(*^^*)
「次の問い答えましょう。」
☘電車の時刻表駅のホームや待合室には、時刻表の看板がありますね。
自立的社会生活を送るようになった時、それらの案内が活用できていくように13時以降の読み取りができるよう実物に近い形で読み取る練習をさせてみましょう。
駅のホームや待合室には、時刻表の看板がありますね。
自立的社会生活を送るようになった時、それらの案内が活用できていくように、積極的に読み取る練習をさせていってください(*^^*)✨
中高生教材では「時刻表」や「パンフレット」「チラシ」など、社会生活の自立を目指して作成した課題が豊富にあります。
初級編・中級編・上級編と地道にクリアしてきた学習の成果を、さらに伸ばしていくために挑戦してみて下さい!
次回からは「上級編 対人関係スキルアップ」に入ります。
今のところ、対人関係のアップを終えたらひとまず紹介の方は終了となり、全内容の見直しに入る予定です。
新しい情報がありましたら、またご報告させていただきますので宜しくお願い致します。
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