ものの変化
因果関係や結果の予測をするのが苦手で、先の見通しはつかないと不安に思ってしまう子どもが多くいます。
目の前にあることがすべてで、「~したらどうなる?」と言われても何もイメージが浮かんでこない…。
そのような子にうってつけての課題が、「ものの変化」です♪
日常的に経験していても、子どもはその場その場のことをあまり意識せず、
言われるがままにやっていることが多いかと思います。
課題を使ってしっかり意識化させ、野外活動の事前・事後の学習として活用していくことをおススメします!
ものの変化について知る・推測する
変化そのものに危険を伴うものもあります。
「どんな素材の物がどのように変化するのか?」などを知り、物の変化の知識だけでなく予測ができることも必要です。興味関心を持たせていきましょう!!
◇木の変化 ≪キャンプファイヤー編≫
①火をつける道具は何?
マッチ( ) 懐中電灯( ) ライター( )
②まきが燃えて、できた黒いものは何?
のり( ) すみ( )
③火を消す時につかうのは何?
水( ) 灯油( )
というように、燃える変化について学習してみましょう!
キャンプファイヤーやキャンドルサービスなどの活動もありますね。火の危険について十分に教えておく必要があります。
◇水の変化 ≪水蒸気編≫
①やかんに水をいれて、火にかけるとどうなる?
( )
②㋐のようなけむりを何と言いますか?
( )
③火のついたやかんに触るとどうなる?
血が出る( ) やけどする( )
④いつまでも火にかけていたら、水はどうなる?
かたまる( ) なくなってしまう( )など。
蒸気に触れると、やけどしてしまう危険についても教えておきましょう♪
◇水の変化 ≪氷編≫
①水を冷凍庫にいれると何ができますか?
( )
②水と氷は、どっちがつめたいですか?
水( ) 氷( )
③氷はかたいですか?やわらかいですか?
かたい( ) やわらかい( )
④氷を冷凍庫から出しておくとどうなりますか?
( )など。
出したばかりの氷に指を触れると、接着剤にようにくっついてしまい無理にはがすと皮まではがれてしまいます。
生活の中で体験しやすい危険は実はとても多いのですね…。
次は、燃えたり、割れたりする危険について学びます!
燃える危険・割れる危険
燃える危険、割れる危険についてを学習しておきましょう♪
身の回りの事象とともに課題を説明すれば、子どもの意識への定着は良くなります。
調味料などは、料理のお手伝いで経験できますね♥
大雑把に「木、布、鉄?程度に分類」して考えられたらOKですね♪
ガラスが割れると先がとがって怪我をする恐れがありますよね。
プラスチック類では、柔らかい物から硬い物まであるのでバリンと割れてしまうような硬い物はとても危険なものになります…。
課題で教えていくのと同時に、実物を見せて手に取って「割れると危ない物!」の感覚を身につけさせていって下さい。
ガラスのコップなど割ってしまった場合は、「どのように片づけたら安全なのか」ということも実体験をもって教えていく必要があります。
危ないからと言って、全て大人がやってしまわずに体験させていくことも大事な事ですね♪
日常的に経験するその場その場の事象に、意識が向けられること!!を目指して日々過ごしていけると良いですね♥
次回は、「体のつくりと健康なくらし」についてアップします⤴✨