子どもに やる気をださせる教え方のコツ!

障がい児教育・知育にピッタリです♪

第91回🍃 カレンダーの読み方と活用

カレンダーの読み方

今回の学習は、カレンダーの読み方です♥

1から100までの数字が読めていても、カレンダーの読み方は特別なものです!

時間の流れ「過去・現在・未来」を感覚的に分からせていくことを目指していきましょう⤴✨

 

f:id:kobato-kyozai:20200217145035p:plain子どもの中には、ずっと以前の出来事なのについ今しがた経験したかのように、場面に関係なく急にしゃべりだしたりすることがあります。

 

 

またトラウマになってしまった出来事は、フラッシュバックするかのように思い出して、その当時と同じ強さでよみがえってパニックになったりするので対応に苦慮します(;'∀')

 

 

彼らの記憶は時間の流れの一線上に順序よく並んでいるのではなく、まるでモザイク状に前後に関係なく点としてランダムに同一平面上にはめ込まれているかのようです。

 

 

でも、過去の出来事と現在の出来事が並列ではなく時間の流れの中にあるということや子ども自身も1年1年成長していくということを教えていきたいものです。

 

 

早速、カレンダーの読み方を学習していきましょう♪ 

 

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f:id:kobato-kyozai:20200314131707j:plain カレンダーの読み練習

f:id:kobato-kyozai:20200217165356p:plain「カレンダーをただしくよみましょう。」をやらせてみましょう♪

 

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※必ず、声に出して読む練習をしましょう!

1(ついたち)2(ふつか)3(みっか)4(よっか)5(いつか)

6(むいか)7(なのか)8(ようか)9(ここのか)10(とおか)

11(じゅういちにち)12(じゅうににち)13(じゅうさんにち)14(じゅうよっか)15(じゅうごにち)

16(じゅうろくにち)17(じゅうしちにち)18(じゅうはちにち)19(じゅうくにち)20(はつか)

21(にじゅういちにち)22(にじゅうににち)23(にじゅうさんにち)24(にじゅうよっか)25(にじゅうごにち)

26(にじゅうろくにち)27(にじゅうしちにち)28(にじゅうはちにち)29(にじゅうくにち)30(さんじゅうにち)

31(さんじゅういちにち)

 

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f:id:kobato-kyozai:20200314131708j:plain「〇日は、なんよう日?」

日にちの読み練習の後は、「1日は火曜日!」「20日は日曜日!」というような読み取りも練習しておきましょう♪

 

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f:id:kobato-kyozai:20200314131707j:plain きのう・きょう・あした

f:id:kobato-kyozai:20200217165356p:plain 「学習する月の日並び」を子ども自身にマスの中に書き込ませ、きのう・きょう・あしたを確認しましょう!!

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※3月17日(火)の設定です。

 

まずは・・・

①学習する月のカレンダーと同じように、マスの中に数字を書きこませましょう!!

②「きょう」が何日か確認し、子どもにで囲ませましょう!!

③「きのう」「あした」を口頭で聞き、16日と18日を指差し確認させましょう!

 

マグネットを用意して、カレンダーの上に置いて覚えさせていくのも良いです(*‘∀‘)✨

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f:id:kobato-kyozai:20200314131708j:plain「なん日・なんよう日」 ※3月17日(火曜日)の設定です。

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きょう・きのう・あしたを指で示すことができたら、指を上にたどらせて曜日を答えさせていきましょう!

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f:id:kobato-kyozai:20200314131707j:plain実物カレンダーを使う

カレンダーに「きのう・きょう・あした」と書かせたいところですが、日付が変わった時困ったことになってしまうので・・・ここは別の方法を取った方が良いですね!

 

f:id:kobato-kyozai:20200122110737p:plain 毎朝の日課として

たとえば・・・≪貼ってはがせる付箋紙を使う≫

本物のカレンダーに、「きのう・きょう・あした」を書いた付箋紙を貼って使えば、場所を選ばず、意識的に毎日カレンダー活用する機会ができますね。

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マグネットを活用≫

冷蔵庫や磁気のあるボードには、その月のカレンダー1枚を貼り付けて日々マグネットをずらして活用する方法もありますね!

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ご家庭に合った方法で、毎日取り組んでみて下さい(*‘∀‘)✨

 

f:id:kobato-kyozai:20200217105713p:plainこのようにカレンダーを活用していくことで、耳から聞いただけでは分かりにくい過去(もう終わったこと)、現在(今のこと)、未来(これからのこと)の時間の流れも視覚的に分からせていくことができるかもしれません。そして、自己管理の意識も育てることにつながっていきます。

 

 

日常生活の中で、大きめのカレンダーに行事予定や持ち物などを書き込ませていけば、「きょうは○○がある。」「あしたは○○があって、持ち物は△△だ。」などのように、前日準備や当日確認として活用させていけると同時に、子どもにとって不安解消のツールにもなります。

 

「不安と緊張だった行事はもう終わった!」と安心したり、今すぐほしいおもちゃも印のついた誕生日まで我慢させたりすることもできるようになっていきます。

 

視覚的に先の見通しがつき、自分で何回でも確認することができ、楽しみ事のイベントも実施日まで、日を数えて楽しみに待っていることが出来ますね(*^^*)✨

 

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さらに、レベルアップ!

f:id:kobato-kyozai:20200314131708j:plain「おととい」「あさって」「今月」「来月」「先月」「今週」「来週」「先週」など。


カレンダーを読みこんでいく上で必要な言葉「おととい・あさって・今月・来月・先月」などのカレンダー用語も理解させていきましょう⤴✨ 

 

 

・まずは、学習する月の数字をしっかり書き込ませたものを用意~!!

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🌼次のような質問に答えさせていきましょう!

あさっては、なん日?

*あさっては、なんよう日?

おとといは、なん日?

*おとといは、なんよう日?

 

今月の終わりの日は、なん日?

*来月の1日はなんよう日?

先月のさいごの日はなんよう日?   

*4月1日は、なんよう日?

今週の水よう日は、なん日?

 

 

🌼このような問いにも挑戦してみましょう!

*来週の金よう日は、なん日?

こんどの日よう日は、なん日?

*この前の日よう日は、なんよう日?

このつぎの土よう日は、なん日?

*この前の土よう日は、なんよう日?

1日は、なんよう日?

*10日は、なんよう日?

土曜日まで、あとなん日?

*2日後は、なん日?

3日前は、なんよう日?

 

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f:id:kobato-kyozai:20200314131707j:plain 確認 

確実に理解したかどうか、「なんといいますか?( )にかきましょう。」で確認してみて下さい。

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カレンダーを繰り返し活用していくうちに、カレンダーを見なくても、きのう、きょう、あした、来週、何曜日にと言葉で言われたことが理解できていくようになります。 

 

 😊

「今の自分が全て!」のような子どもたちにとって、未来をイメージすることはとても困難です。

 でもいつかは「大人になること」「自立しなければいけないこと」を理解させなければいけませんよね。

 日(にち)から月(がつ)、そして、と1年単位で見通しをもつことができるようになれば、将来に続く時間の流れを意識させることができるでしょう。

 カレンダーを毎年活用していくことで、やがて大人になっていくことを理解し、「大きくなったら何をしたい」「大人になったら何の仕事をしたい!」などの未来のイメージをもたせていけるかもしれませんね。

 是非、カレンダーを取り込んだ生活を送って下さい❕ 

  

 

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上級編レベルアップ教材に入ります✨

次回は、漢字についてアップ予定です。

 

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