多めのお金と両替
多めのお金で支払う
「どのお金でかえばよいですか?せんでむすびましょう。」をやってみましょう。
一番左に来る数字をポイント、または色介助をし次の数字を言わせてみて下さい(*‘∀‘)
きっと、すぐ「多め」の意味が分かってくると思います。
このように考えられているかチェックしながら進めてみて下さい✨
次の数字を言えた時点で、つなぐ先は大体見つけることが可能となるはずです。
もしも「~の次は?」がパッと出てこなかったら、ちょっと前に戻って「1~10の数列」を見せて聞いてみましょう♪
この数列なしで口頭だけのやりとりも確実になってきたら、もう一度プリントにチャレンジさせてみて下さい♥
次は、多めのお金を支払う練習に入ります⤴✨
具体金&お金シールを使った多めの支払い方
「多めの金額を出しましょう。」をやってみて下さい。
このようなプリント上で、練習すると良いですよ❕
金額を変えて、繰り返しやってみて下さいね~。
両替
実際にお金を使っていくためには、「両替」という言葉も理解すべきことの1つとなります。
ところが、子どもにとっては「数が多い方が得!」「視覚的に枚数の多い方が価値がある。」と思ってしまうことは多く、「数や形が変わっても価値は同じ!」ということの理解はとてもハイレベルな印象となります(^▽^;)
お金を実生活で使っていくために、まずは「両替」という言葉の理解、「コインの数は違っていても金額は同じ。」ということの理解に結びついていくように学習をしていきましょう(*^^*)✨
「おなじ金がくをつなぎましょう。」をやらせてみてください。
*上の課題は、右側が1枚のコイン(またはお札)なので、左側を数えられたらつなぐ先は見つけやすいかもしれません❕
*左右両方とも複数枚である場合は、両方とも一度かぞえさせてからつながせるようにしてください♪
「同じ金額」の意味が分かってきたら、具体金でも交換・両替の練習をしてくださいね❕
お小遣いもたまってきていたら、10円玉と50円玉を100円玉に交換するなど、両替を体験させていくのもおススメです。等価の理解にもつながっていくはずです❕
両替の学習は、レベルアップにてさらに深堀していきますので、ここをクリアできたらチャレンジしてみてください。ブログでもアップしていく予定でおります✨
ことばの学習の同時進行!
『お金をあげる、もらう』『お金をためる、つかう』、『お金を両替する』『お金をくずす』『大きいお金』『こまかいお金』・・・というように、お金の学習と同時進行で、実は「ことばの学習」もしていました(*‘∀‘)
発達障がいの子ども達にとって、すべての学習が「ことばの理解」につながり、コミュニケーションの改善、社会性の向上につながる道程といえます。
買い物、いざ実践!!!
買い物学習は、プリント上で理解し正答するだけでは道半ばです。
実践してはじめてゴールへ到達できるのです。
「お金を渡して支払わせた。」のではなく、「自分のお財布からお金を取り出して支払った。」ということがとても大事で、「買い物ができた!」と言えるのです(*^^*)
♥見守りの姿勢もスモールステップ~いざ実践!!!
①大人はそばで見守る。
②少し離れたところから見守る。
③徐々に離れる距離をのばして・・・
④最後は一人で買い物に行かせる!
このようなスモールステップでチャレンジさせていく方が良いと思います♥
親も段階を踏めば、どの程度できているか確認しやすく子ども自身もいきなり手放されたのでは不安が大きいでしょう。
スモールステップがお互いにちょうど良いのです(*^^*)✨
😊
次回は、カレンダーの学習をアップします。