✨2020年、本年もどうぞよろしくお願いいたします✨
新春 第一発目は、
心新たに「早期療育・学習」について書きたいと思います(*^^*)♪
◇「早期療育に学習を取り入れることによってもたらされる効果」
◇「真のねらい」
早期に学習を取り入れている目的は、学習結果そのものに効果を求めているわけではありません。
実は、学習過程における「聞く力」「言葉の理解」「集中力」「持続力」「我慢する気持ち」「コミュニケーションしようとする気持ち」を育てることにあるのです(*^^*)✨
👇認知発達教育のすすめ
①学習は認知発達を促します。
彼らの脳に積極的に介入していくことです。
子どもの発達段階がまだ身辺自立どまりだから「学習なんて・・・」と、手をこまねいているのでも、また学習に興味・意欲を自発的に表してくれないから、その時が来るまで待っていることでもありません。
②良いことも悪いことも学習する脳に偏った自己中心的な学習をさせない。
子どもの脳は良い事も、悪い事も学習します。
知的、情緒的に発達の遅れを持つ子どもの場合、本人の好きにさせていたのでは偏った自己中心的な学習をしてしまい、強いこだわりや自分にとって都合のよいことだけのパターンを作ってしまいかねません。
人とのコミュニケーションや社会への適応力を高め、バランスのとれた成長をしていくためには、認知発達を促し言葉の理解力をアップさせることが不可欠です。
③生きていくために必要な学習を注入する。
彼らの好きな事、興味のあることだけでなく、生きていくために必要な学習を意図的に注入していくことが何よりも大事です。
発達障がいという長期にわたる大きな困難の治療ではありますが、認知発達教育は子どもの可能性”を広げ、未来への希望をもたらしてくれます。
と同時に、本人と彼らの周りの人間が共に生活を楽しめるようにしてくれる治療でもあるのです。
④子どもの発達に漠然とした不安がある時は。
子どもの発達の遅れに対する漠然とした不安は、2歳すぎ3歳前後になって言葉の遅れが目立ってくるとハッキリしたものになってきます。
認めなければならないと思いつつ、認めたくない気持ちに・・・。
「個人差もあることだし・・・」と不安を追い払ったり、心配のしずぎと思い込もうとしたりすることもあるでしょう。
数字やマークに興味に持ったり、電子機器の操作が実に上手だったりすると、とても頭が良い子なのかも…と自分に言い聞かせたりしたくなるかもしれません。
しかし、長い療育経験から子どもの発達に不安を感じた時は、心配のしすぎ、様子を見て・・・と先延ばしせずに、まずは行動です。
早期に適切な介入を試みる方が、結果的に子どもの障がいとなる問題行動を減らして、他者と関わる力、生きる力を伸ばしてくれると確信しています。
⑤早期療育による効果と期待できることは何か。
早期療育介入によって、まず得られる効果・・・。
それは、「問題行動にブレーキをかけられる」、「またはかけやすくなること」です!!
・自分ペースになって先走る。
・こだわり傾向を強める。
・人の話に対しては聞く耳を持たない。
・我慢ができない。
・パニックを起こす。
など様々ありますが、このような問題行動にブレーキをかけることができます。
他者と関わる力、生きる力を育てていく上では、とても必要な能力になります。
年齢が高くなり、自我が強くなってしまうとブレーキはとてもかかりにくくなるものですから。
⑥効果的な早期療育とは
なんといっても学習です。
認知発達を促すことが、最も有効であると躊躇なく断言できます。
視覚的ヒントがついている教材を媒体として、それを使いながらであれば子どもも「人の話を聞く」ということに抵抗を示さず、指示の内容を理解しやすくなるからです。
もちろん、簡単なシール教材であってもただ教材を渡してやらせれば良いというわけではありません。
気を引きやすいカラーのイラストだったり、視覚ヒントがあったり、文字の大きさ、配列なども微細な工夫もしてありますが、第一にやらせる親御さんや指導者のうまい気の引き方と根気良い指導が一番求められます。
沢山のコツが合わさって、子どものやる気を引き出せるものとなるんです!!
当ブログでは、発達段階に合わせた学習の順序や、この課題はこんな風に指導していくと効果的です・・・という内容をできるだけ発信していきたいと思っております。
教材をお持ちの方もそうでない方も、是非指導内容や方法を参考に試して頂けたらと思います♥
早期療育に取り組むことによって、「我慢する力」「人の言葉/話を聞く姿勢」「気持ち」を育て、問題行動を減らして、「他者と関わる力」「生きる力」を伸ばしていけるように一緒にがんばりましょう(*^^*)✨・。
生活に身近となる学習「おかねととけい」の学習に入っていきます。