子どもに やる気をださせる教え方のコツ!

障がい児教育・知育にピッタリです♪

第57回🍃 気持ちを表す言葉

気持ちを表す言葉

子どもがどう思っているのか??

どのように感じているのか??

何を考えているのか??

「わからない。」「捉えどころがない。」などという嘆きの言葉がしばしば聞かれます。

コミュニケーションや社会性を伸ばすためには、どんな「気持ちを表す言葉」があるのか、まずは知ることが大事です✨ 語彙を増やしていきましょう⤴✨✨

 

f:id:kobato-kyozai:20191014140712p:plain日常生活の中で、こんなワンパターンな表現になっていませんか??


  親「楽しかった?」  「楽しかった。」
  親「面白かった?」  「面白かった。」

 

もしかしたら、肯定を押し付けるような問い方になりがちかもしれません💦

つまらなくても、「楽しかった。」「面白かった。」と言ってしまったり。

これでは、気持ちを表す語彙が絶対的に不足してしまいますね。

 

 

f:id:kobato-kyozai:20190708115058p:plainどのように聞いたら、

もっと意思表示がハッキリするだろう???

 

ここでついついやってしまうのが、

二者択一の聞き方で選択を迫ってしまうことです。

「やるの?/やらないの?」 「たべるの?/たべないの?」

 


子どもは、否定「~しない。」より、

肯定「~する。」の方が良い答えだ!褒められる!と思い込んでいる場合もあります。

 

否定する、拒否することは悪くはない!ということも分からせていく必要もありそうです✨

 

気持ちは、二者択一それだけではないし、色々な感情があっていいはずです。

まずは、絶対的に不足している「気持ちを表す語彙」を増やすことから始めていきましょう✨✨

 

 

 

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①「うえのぶんにあうきもちのことばを〇でかこみましょう。」 

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気持ちの言葉 選択

どうでしょうか?

「普段使ってるようで、言わせてなかったなぁ。」という言葉もあったかもしれません。

また、意外にも気持ちに合ったものを選んでいたりしませんでしたか?

 

公園にいって、「たのしかった。」が正解なのではなく、「くるしかった。」と選んだ答えだって正解です。

 

その子にとって公園にいくことはつまらない、苦痛と感じることだってありますから。

 

意外とニュアンスをつかんでいるのかもしれない

という発見があったりしますね😊

 

気持ちを表す言葉にどんなものがあるのか、まずは知ることが大事です⤴✨

どんどん気持ちの言葉を教え込んでいきましょう✨

 

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②「きもちをあらわすことばをかきましょう。」

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気持ちの言葉を書く



この課題は少し難しいかもしれません。

いろいろな気持ちの言葉を知った段階で、どんな言葉を使うのかを見る課題です。

 

なかなか答えが出せない時は、

状況にふさわしい、妥当だと思われる選択肢を用意して聞いてみて下さい。

 

 

 😊

いつも「楽しい⤴✨」「おいしい⤴✨」だけではなく、

「つまらない⤵💦」「面白くない⤵💦」「おいしくない⤵💦」など、

否定的でも気持ちをあらわす言葉言えることは、とても大事なことです♪

コミュニケーション力、社会性を伸ばすためにも、ぜひ気持ちの言葉を沢山覚えて、日常会話でたっぷりと使っていきましょう。

きっと、場に合った自分の気持ちを伝えてくれる日が来るでしょう。楽しみです♪

 

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次回は、久々のさんすう!!「かけ算」をアップする予定です♪

 

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