ひき算のひっ算
視覚空間認知が弱い子にとっては、ひっ算は難題です!!
たし算のひっ算に続いて、ひき算のひっ算にチャレンジしていきましょう✨
ひっ算ができると、2桁・3桁のような大きな数字・複雑な計算も容易になりますよね✨1桁ものの計算で苦労してきたことが信じられないです😊
まずは、たし算の時と同様に、
「ひっ算における注意点・習慣」を踏まえ、ひき算にチャレンジしていきましょう♪
~ひっ算における注意点・習慣ってなんだっけ?~
①桁をそろえる。
②縦に計算する。
③数字の大きさを考えて答えを書く。
この3点だけです。
☀ひっ算は手順が多いですから、
ゆっくり、丁寧に、桁がずれることなく計算するという意識づけが大切になってきますね!!!
(注意点・習慣)を再確認したところで、早速ひき算のひっ算にトライしていきます!!
まずスタートにふさわしい課題は、
たし算同様に、「桁数の少ないもので、かつ、くり下がりのないもの」です😊✨
ひっ算のひき算は、指を使ってやることをおススメします!!
複雑な「くりさがりのあるひっ算」に入っても、対応可能になります!!
まずは、
①くり下がりなし(1桁ー1桁)の問題
「ひっさんでひきざんをしましょう。」をやってみてください。
ここは、すんなりとクリアできたのではないでしょうか。
次もスピードクリアしていきましょう😊
②くり下がりなし(2桁ー1桁)の問題。
「ひっさんでたしざんをしましょう。」にトライ!!
苦手なひき算な上に、急に2桁になった!
「なんかむずかしいぞ?」と感じる前に、
たし算同様「点線の桁仕切りのある課題」を使って、声掛けで進めて下さい。
桁がズレずに、縦に計算できていくように、繰り返し繰り返し!練習です!!
2桁のものにも慣れてきたかと思います☆
③くり下がりなし(2桁ー2桁)の問題に入りましょう。
「2桁ー2桁」をやってみましょう!
くり下がりがない課題で慣らすことが、1ステップ上の学習に入る前段階として重要です♥
ひき算ひっ算に慣れてきたら、次は「くり下がり」にトライしましょう😊♪
④くり下がりのあるひっ算(2桁ー1桁)
「くりさがりのある10以上からのひきざんをしましょう。」
今までと違って、上の数が小さくて引けないですね・・・。
子どもが混乱する前に、
手順をパッ!と教え込むことをおススメします😊
まず、引かれる数(上にある数)< 引く数(下にある数)に気付かせます!
そして、
普通は「1つ上の位からを借りてきましょう。」という説明をするものですが、これはとても理解しづらい💦
習慣は今までと同じです☆余計なことを言わずに、手順を覚えさせてしまいましょう★
手順の声掛けで進めていきますが、 今までの学習が活きてきます✨
≪できるようになっていること5≫
①10以内のひき算ができる。
②数字の大小の判断ができる。
③ひとつ前の数字がパッとわかる。
④合成分解(例)12を10と2に分けられる。
⑤10以上のひき算でやった3つのかずの計算ができる。
この5つがクリアできていると、クリアを目指せます!!
ひょっとしたら、
ひとつ前の数字はパッとでない。または、あいまいな場合もありそうですね。
Q「5」の前は?
Q「3」の前は?
と質問をして、答える練習をしておくと良いですね☆
実際にやってみる・・・
3つのかずの計算は、点々を書いたりせずに、はじめから指でやってしまいましょう✨
2から8はひけないから
➡ 十の位の1を消して
➡ 1つ前の数字0
➡ 10をメモ
➡ 10-8=?
➡ 残りの指は2
➡ 2+残りの指の数
➡ 答えを書く。
😊手順・声掛け内容を書き出すと、多く感じますが実際そうでもないです。
⑤くり下がりのある(2桁-2桁)
「くりさがりのあるひきざんをしましょう。」
十の位の計算が増えますが、「くり下がりのある2桁―1桁」と同様ですね。
こんな風にやると混乱しないでしょう。
出来るまで、何度も繰り返しチャレンジして下さい✨
くり下がりのあり・なし混合ものも挑戦してくださいね♪
いかがでしたか?「くり下がりあり・なし」は判断してできたでしょうか?
様々なパターンのひっ算にチャレンジして下さい。
日常生活では<長さ、重さ、量>にも単位が必要になってきます。
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