~すうじの大小~
数字を読んだり書いたりできて、かぞえて数字とつなげるようになった!
かずと数字の概念が育った! ・・・とホッとするのは、まだ早いです!
<かずとすうじ>の対応が出来るようになったら、さらにその上「数字の大小」にトライです♪
【数字の大小・多少の理解】
=たし算・ひき算に入るための必須条件となってきます♥
まず数字の大小にトライする前に、
「形の大きい・小さい」、「かずの多い・少ない」ということばの意味を理解して、判断して使えることを確認する必要があります♪
以下、第8回目の「同種の大小、異種の大小、同種の多少、異種の多少」です。
kobato-kyozai.hatenablog.com
「形の大きい・小さい」、「かずの多い・少ない」のことばの意味を理解して、判断しているようであれば、ここから数字の大小にトライできますね♪
「おおきいほうのすうじを〇でかこみましょう。」をやってみましょう。
「形の大小」や「数の多少」が視覚的に判断できて、理解もできるようになってきたので、「できるかも✨」と期待して「どっちの数字が大きい?」と聞いてみましょう。
正しく判断できたでしょうか?
おそらく
???マークが顔いっぱいに広がっていたのではないでしょうか?
同じ大きさで書かれた2つの数字を見た子どもにとっては、
「どっちの数字が大きい?」という質問は、「同じ大きさなのに、何いってるんだろう???」でしかありません💦
数字の字形の大小(視覚的には同サイズ)ではなく、目には見えない数字の中身の数をイメージすることにつなげていきたいですね。
では、数字を見て、中身の数の多少をイメージさせるにはどう教えればいいでしょうか?
頼みの綱は視覚的手掛かりです!
この2つの要素を組み合わせて、数字の大小の理解につなげていきましょう♪
「おおきいほうのすうじを〇でかこみましょう。」をやらせてみましょう。
数字と中身のかずが〇で一緒に書いてあります。
数字の字形は同じ大きさですが、中身のかずは見た目もはっきり区別がつきます。
「大きい数字はどれ?」と声かけしながら〇の数の多い方を〇で囲ませましょう。
数字の上のかずを表す〇介助は、次第に小さくしてしていきます。
例えば、
だんだんと「〇」→「lll」のような棒にしたり「・・・」のような小さな点にしていきます。
そして最後は、頭の中でかずをイメージさせるように段階を踏みます。
😊
繰り返しやっていくうちに、
視覚ヒントなしで数字を見て中身をイメージできるようになり、数字の大小の意味を理解します♥
数字だけでその大小を比較できるようになります😊
ここまで来たら、たしざん・ひきざんへの道筋がついてきたと期待がもてますね。
たしざんでは、小さい方に点々ができることも必要になってきます。目で見て大小比較できるようになったら小さい方を選ぶ練習もしてみると良いですね♥
★2つの数字の大小が比較できるようになったら、2桁でもトライしてみて下さい✨
次回は、久々に国語ものを予定しています。
文を読んで理解できていくための必要な事(文字の羅列を見ても、単語のかたまりとして認識しとらえる)について紹介します♪
こばとのワーク
ぜひ、プリントアウトしてお使いください♪