子どもに やる気をださせる教え方のコツ!

障がい児教育・知育にピッタリです♪

第16回🍃 かずの意識?見比べる意識??

 ~かずをかぞえる~

こんにちは♪ 

前回は、数字を書く練習をしました! 

 

①数字が読めて ②聞いて書けて ③自分で言って書けるようになったら・・・

次は、かずを数える練習に入ります♪

 

「同じ違う」の弁別は、形や種類に限ったことではなく、かずについても「同じ数」「違う数」が判断できることが、かずの意識を芽生えさせる第一歩になります。

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まずは、視覚的にかずを認識できているかの確認です♪

f:id:kobato-kyozai:20190520120523p:plain 「おなじかずだけシールをはりましょう」をやらせてみて下さい。

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おなじかずだけシール

 枠の中は、りんごのシールです。

◎まずは、「おなじかずだけはってね!」と声をかけ、シールをはらせていきます。

 

おそらく・・・

シールを手にした瞬間、枠を意識せずにありったけのシールをぺたぺたぺたぺた・・・の連続ばりとなるでしょう💦

 

かずの意識は育っていないし、見比べる意識もまだまだということです😞

 

しかし、

子どもは「りんごなのに、なぜ、いち!に!さん!と言わせるのだ!?」と???の表情も納得です。これまで、りんごの絵を見せて、「りんご」と言わせる練習をしてきたのですから、そう思うのも仕方のないことですね😊

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f:id:kobato-kyozai:20190520120523p:plain まずは、単純な丸シールからやらせてみましょう!

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〇シール

見本を指差ししながら数えて見せて、数唱の声かけに合わせてはらせるのがポイントです。

 

 かずで枠がえできず貼り続けてしまう時は、

①枠がえをポイントしたり、

②軽く手首をもって誘導してあげると、枠がえの意識につながります。

 

何回やっても難しい場合は、

1段階目:見本と同じかずに切り分け、それぞれを枠の中に置いてあげましょう。

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2段階目:見本と同じかずに切り分けたシールを1枠分ずつ順番に手渡して貼らせる。

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3段階目:見本と同じかずに切り分けたシールをまとめて渡して貼らせる。

など小さなステップを踏んでみてください。

 

(例)「①1枠ずつにおいてあげる」・「②きりわけたものをまとめて渡す」

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見本と同じようにはれてきたら、視覚的にかずに気付いてきた!!ということですね♪

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次は、プリントで「おなじかずをつなぎましょう。」をやってみましょう。

形だけで判断していないか、ただ同じ並びに貼っていないかのチェックです♪

f:id:kobato-kyozai:20190520120523p:plain 「おなじかずをせんでつなぎましょう。」をやらせてみましょう。 

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おなじかずつなぎ

りんごを指差して「いち・に・・」と言えなかったり、

指あてが適当になる時は、

りんごの絵の中に、1・2・3と書き込ませて数唱です。

 

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始めのころはかぞえるだけだと、次を数えた時、前のかずを忘れてしまいがちですから、数字を書き込ませておくのもよいでしょう。

後から「3こと3こ、同じ数だね!」と言ってあげると、つなぎ易くなります。

だんだんと同種であれば同じ数だということが分かってきます。

 

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しかし、異種となると同じかずでも???となることが少なくありませんf:id:kobato-kyozai:20190618130812p:plain

 

f:id:kobato-kyozai:20190520120523p:plain 異種であっても、「かず」は「かず」ということをわからせるため、異種ものでおなじ数のつなぎをやってみてください。

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おなじかずつなぎ 異種もの

 

☆これが分かって来た頃には、かずと数字の関係も分かってきているでしょう!!

 

 😊

<同じかず><ちがう数>の判断が出来てくると、日常生活の中でも子どものかずに対する意識が変わってきますね。
「あっ、一個多い!」とか「同じかずにわけよう!」とか💛

注意力・気付きもアップしてくるようになります。
そのことでコミュニケーションも増えてくれば成長も感じられますね♪

 

 

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かぞえるということが分かってきたら、次は、<かずは数字と対応するもの>という理解につなげていきます♪

 

f:id:kobato-kyozai:20190525140040p:plainこばとのワーク

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初級編ステップアップ かず・すうじ

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