~かずをかぞえる~
こんにちは♪
前回は、数字を書く練習をしました!
①数字が読めて ②聞いて書けて ③自分で言って書けるようになったら・・・
次は、かずを数える練習に入ります♪
「同じ違う」の弁別は、形や種類に限ったことではなく、かずについても「同じ数」「違う数」が判断できることが、かずの意識を芽生えさせる第一歩になります。
まずは、視覚的にかずを認識できているかの確認です♪
「おなじかずだけシールをはりましょう」をやらせてみて下さい。
枠の中は、りんごのシールです。
◎まずは、「おなじかずだけはってね!」と声をかけ、シールをはらせていきます。
おそらく・・・
シールを手にした瞬間、枠を意識せずにありったけのシールをぺたぺたぺたぺた・・・の連続ばりとなるでしょう💦
しかし、
子どもは「りんごなのに、なぜ、いち!に!さん!と言わせるのだ!?」と???の表情も納得です。これまで、りんごの絵を見せて、「りんご」と言わせる練習をしてきたのですから、そう思うのも仕方のないことですね😊
まずは、単純な丸シールからやらせてみましょう!
見本を指差ししながら数えて見せて、数唱の声かけに合わせてはらせるのがポイントです。
かずで枠がえできず貼り続けてしまう時は、
①枠がえをポイントしたり、
②軽く手首をもって誘導してあげると、枠がえの意識につながります。
何回やっても難しい場合は、
1段階目:見本と同じかずに切り分け、それぞれを枠の中に置いてあげましょう。
2段階目:見本と同じかずに切り分けたシールを1枠分ずつ順番に手渡して貼らせる。
3段階目:見本と同じかずに切り分けたシールをまとめて渡して貼らせる。
など小さなステップを踏んでみてください。
(例)「①1枠ずつにおいてあげる」・「②きりわけたものをまとめて渡す」
見本と同じようにはれてきたら、視覚的にかずに気付いてきた!!ということですね♪
次は、プリントで「おなじかずをつなぎましょう。」をやってみましょう。
形だけで判断していないか、ただ同じ並びに貼っていないかのチェックです♪
「おなじかずをせんでつなぎましょう。」をやらせてみましょう。
りんごを指差して「いち・に・・」と言えなかったり、
指あてが適当になる時は、
りんごの絵の中に、1・2・3と書き込ませて数唱です。
始めのころはかぞえるだけだと、次を数えた時、前のかずを忘れてしまいがちですから、数字を書き込ませておくのもよいでしょう。
後から「3こと3こ、同じ数だね!」と言ってあげると、つなぎ易くなります。
だんだんと同種であれば同じ数だということが分かってきます。
しかし、異種となると同じかずでも???となることが少なくありません
異種であっても、「かず」は「かず」ということをわからせるため、異種ものでおなじ数のつなぎをやってみてください。
☆これが分かって来た頃には、かずと数字の関係も分かってきているでしょう!!
😊
<同じかず><ちがう数>の判断が出来てくると、日常生活の中でも子どものかずに対する意識が変わってきますね。
「あっ、一個多い!」とか「同じかずにわけよう!」とか💛
注意力・気付きもアップしてくるようになります。
そのことでコミュニケーションも増えてくれば成長も感じられますね♪
かぞえるということが分かってきたら、次は、<かずは数字と対応するもの>という理解につなげていきます♪
こばとのワーク
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