~自力書字~
根気と忍耐を要した書字練習、見て書く・聞いて書く、はできた!
「🔲にあてはまるじをかきましょう。」の課題を活用して、何度も自分で言いながら練習をしましょう。
🌼まずは、子どもに絵を示して名前を言わせてから書かせてみましょう。
きっと“ かさ ”と書くだろうと期待してみていると・・・
一音目は「か」。
よし! 正解!
ところが、
二音目も「か」と書いてしまいました・・・💦
これは、「か・さ」と言いながら書いたのではないため、「か」を書いた後、二音目は自分で書いた一音目を模倣して書いてしまったのです。
必要なのは、口で「か」、「さ」と言いながら、手も「か」、「さ」の文字を書くということです。しかし、~しながら~する、同時処理、並行処理は自閉傾向を持つ子どもの最も苦手とするところなのです。
口で言いながら、それに合わせて手を動かすことができない。
さもなければ、一音ずつ言ってもらうのを待っている。
ここは何としてもクリアしなければ先へ進みません。
このハードルをクリアするコツは・・・
🌼書き込ませる前に、子どもにひとマスずつ指あてさせながら、「か~、さ~」と何度か言わせてみてください。
🌼自分でマスを指差ししながら「か~さ~」と言えるようになったら、すかさずえんぴつを持たせて、「か~さ~」と言わせながら書き込ませます。
一度成功すれば、あとは繰り返し練習あるのみです。
😊
書くことができるということはすばらしいことです💛
子どもが自分で言いながら書けるようになれば、日記や作文にもつながります!
書くことで自分の気持ちを表すことも出来ていきますし、強力なコミュニケーションツールにもなっていくと期待できます!
読み・書きが出来るようになると、自信がでてきて子どもの意欲・集中力もついてきます🎵
変化、成長が目に見えて、まわりの大人も思わず「すごいねぇ。」と褒めることで自尊感情も育っていきますよ!!
次回は、かず・すうじの「数字を書く練習」「数唱・数列」です。
こばとのワーク
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